理系メーカー勤務が語る、効果的な転職戦略

会社員スキル


今回は、アラサー理系メーカー勤務の私が転職を経験して感じたことを皆さんに共有したいと思います。

結論から言うと、「転職するなら今の職種は生かして業界を変える方が良いです。職種と業界を両方変えるのはやめたほうがいい」と実感しました。

転職をする理由

転職を考える理由は、皆さんそれぞれに違う背景があると思います。私の場合、主な理由は将来への不安でした。

新卒で入社した会社で定年まで働くことを考えていましたが、最近の終身雇用の崩壊を見て、もしリストラに遭ったら次の職場を見つけられるか不安になりました。

そのような時に複数社の経験があれば、一社だけよりも次の会社を見つける可能性は高いだろうと考えて、転職活動を実施しました。

また、どうせ転職するのであれば今よりも年収を上げたい、残業時間を減らしたいという希望もありました。

転職する企業選定

転職活動を始めるにあたり、私は複数の転職エージェントを活用しました。

私が転職活動で得た経験では、年収や残業時間を改善するなら「同職種・他業界」>「同職種・同業界」>「他職種・同業界」>「他職種・他業界」の順に効果があると感じました。

特に年収は業界ごとの平均年収がある程度決まっているため、業界を変えるのが一番効率的です。

例えば、品質保証関係の職種であれば、自動車業界、医薬品業界、IT業界など、それぞれの業界で必要とされるスキルや経験は似ている部分がありますが、平均年収や労働環境は異なります。

私は自分の経験を生かしつつ、より良い条件を求めて「同職種・他業界」への転職を目指しました。

転職活動を進めて

転職活動中は、複数の転職エージェントを活用しながら、書類選考を進めました。書類選考では5~10社程度から不採用の連絡を受けました。理由としては「欲しい経験を備えていない」「同業界の経験者が欲しい」とのことでした。最初は落ち込むこともありましたが、自分の経験を生かした転職を目指していたため、気持ちの切り替えは比較的スムーズにできました。

その後、いくつかの企業から面接の連絡をもらい、最終的に現在の会社に内定をもらいました。転職活動を通じて感じたのは、「良い条件の会社は意外と多いが、その全てに刺さる経歴を持つことは難しい」ということです。何度か落ちることもありますが、それは単に企業が求める経歴とマッチしていないだけです。継続して転職活動を行えば、必ず自分に合った企業が見つかります。

結論
改めて結論を述べると、「転職するなら今の職種は生かして業界を変える方が良いです。職種と業界を両方変えるのはやめたほうがいい」と実感しました。同職種・他業界への転職は、年収アップや労働環境の改善に効果的です。転職活動中は一喜一憂せず、継続することが大切です。自分の経験やスキルを最大限に活かしながら、新しい環境でチャレンジしてみてください。皆さんの転職活動がうまくいくことを心から願っています。

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