新入社員必見！『コンサル一年目が学ぶこと』の魅力

この書籍で学べること

会社員一年目の方や、仕事がうまくいかないと感じる方には、『コンサル一年目が学ぶこと』という本をお勧めします。

この本は、社会人としての基礎を固め、業務上のコミュニケーションや問題解決力を高めるための貴重なアドバイスが満載です。

・会社員一年目の方
・最近、上司や顧客との仕事上の会話がうまくいかないと感じる方
・課題解決力を向上させたい方

この本でまず注目したいのは、「話し方のコツ」です。皆さんも経験があるかもしれませんが、私が新入社員だった時、上司や顧客に納得してもらえる説明をするのが難しいと感じていました。

しかし、結論から先に述べることを意識することで、実際に相手が納得してくれることが増えました。

例えば、「このプロジェクトは成功する見込みがあります。なぜなら…」といった形で話すと、相手は最初に重要なポイントを理解し、その後の説明を聞きやすくなります。

こういった相手に理解してもらいたい時に使えるコツが記載されています。

私が特に効果を感じたのは「ロジックツリー」という思考法です。これは、問題を構造的に分解し、解決策を見つけるための方法です。

例えば、「売上が伸びない」という問題に対して、「商品の魅力」「マーケティング」「顧客対応」などの要因をツリー状に分け、それぞれの要因についてさらに深掘りしていくのです。

こうすることで、問題の本質を見つけ出し、効果的な解決策を提案することができます。この考え方を意識することで、自分が意見した際に本当に効果があるのか自信を持って話すことができます。

自分の意見をしっかりと持つことの重要性も強調されています。ニュースなどの情報をただ受け取るだけではなく、なぜそうなるのかを常に考え、自分なりの結論を出しておくと、その結論が正しいのか間違っているのかがわかります。

その結果、記憶に定着し学びの機会が増えることになります。

また、これを意識することで、会議などで急に意見を求められたときにも、自分なりの結論を出すことに慣れてきて、回答に困ることが少なくなりました。

議事録の書き方や効率的な仕事の進め方についても詳しく解説されています。

例えば、会議の議事録を作成する際には、すべてを記録するのではなく、決定事項や重要なポイントを簡潔にまとめることが大切です。

また、完璧な資料を作るよりも、早めに提出してフィードバックを受けることで、効率的に業務を進めることができます。早めにフィードバックをもらうことで、この資料は上司の意見を反映したものとなり、それ以降の承認などもスムーズに進むため、とても大事に感じています。

『コンサル一年目が学ぶこと』は、会社員として必要なスキルを身につけるための実践的なアドバイスが満載の一冊です。

特に会社員一年目の方には、ぜひ読んでください。読んで実践することで、きっとあなたの会社員生活がより充実したものになるでしょう。