社会人になってから、私はボードゲームを楽しむようになりました。初めは単純に遊びとして楽しんでいましたが、何度もプレイするうちに、実は社会で必要なスキルを鍛えることができるゲームもあることに気付きました。その中でも、今回はドイツ発のボードゲーム界では有名なカタンを紹介します。
カタンのゲーム概略
カタンは無人島を舞台にしたボードゲームです。プレイヤーはサイコロを振り、出目に応じた素材を集めながら島を開拓し、目標点数(通常ルールだと10点)に早く到達することが目的です。詳しいルールについては日本カタン協会のウェブサイトを参照してください。
相手の考えを読む必要性
カタンでは、単独で目標に向かっていってもなかなか勝てません。他のプレイヤーとの交渉が欠かせないのです。そのため、相手が何を求めているのかを把握し、適切な交渉をする能力が求められます。この経験は、会社での交渉やコミュニケーション能力にも直結します。
私の場合は元々あまり対人コミュニケーションは得意ではなく、前職では相手の意図を上手く理解することができずに仕事の遅延等の悪影響がありました。カタンにて相手の意図や求めるものを考える癖ができた事で、効果的なコミュニケーションをできるようになり、仕事の効率化や評価の向上につながりました。
このコミュニケーション能力の強化は後の転職活動や転職後の会社員生活でも生きてきています。
ボードゲームから学ぶ社会人力
ボードゲームは単なる娯楽だけではなく、社会人としてのスキルを高める重要なツールとなりえると私は考えています。
特にカタンは、他者との交渉や戦略的思考を鍛える上で非常に有益です。プレイヤーは常に他のプレイヤーの行動を読み、相手の動機や欲求を理解する必要があります。この能力は、ビジネスやチームワークにおいても重要であり、会社員やその他社会人として成功するためには不可欠です。
まとめ
カタンを通じて、他人との交渉や相手の欲求を理解する能力を養うことができます。会社員や社会人として有用なスキルを身につけるために、ぜひプレイしてみてください。
何度もプレイすることで相手の意図や目的を正確に把握することができ、その上で相手との対話を通じてより良い結果を導き出すことができるでしょう。
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